日々、思う事
最近、食育という言葉をよく耳にしますね。
しっかり、小さいうちから、お料理の楽しさ、大切さを学ぶ事は大切な事だと思います。
決して難しく考える事はないのですが、一緒にキッチンに立つ、一緒に食材を買いに行くとか、そういう事でも良いと思います。
今は働いていらっしゃるお母さんも多いと思いますので、なかなかそういう事も大変かもしれませんが、日々のちょっとした事を教えてあげるだけでも、知っている子と知らない子では、将来大きな差になると思います。
何よりも、大切な人の為にお料理やお菓子を心を込めて作る、という事が大切だと思います。
その前に自分もお料理やお菓子作りが好きでないと、苦痛になってしまいますからね(苦笑)
私は昔から作る事が好きでしたが、母がいつも調子悪い事もあり、たいした物は作れないのですが、ご飯を作ってあげるとすごく喜んでくれて・・・
喜んでくれるのが嬉しくてまた作る。
今度は何を作ろうかなと(笑)
元々、父は和食党で、家にいる時はとにかく、煮物、和え物、酢の物、焼き魚、お刺身、漬け物と朝もご飯で無くてはダメな人でした。
母も料理が好きな人で煮物はよく作ってくれました。
お魚の煮付け、煮豆、お煮しめ••• 色々
お正月には、父はお酒が飲めないのに、親戚のおじちゃん達が遅くまで飲んで食べて、ワイワイ、ガヤガヤ、洗い物も一杯だし、大変だと思うのに、母はニコニコしながら、手料理を振る舞い、まだ帰らない!なんて愚痴を一言も言わず、楽しそうにもっと食べて!と進めていました。
そんな母をみていて正直、昔はちょっと不思議だったのですが、今は気持ちがわかる気がします。
喜んでもらえるのが嬉しいのですよね。
そんな美味しいご飯を囲んで人が集まる。
楽しい会話が弾む。
きっと、料理の基本なのでしょうね。
人の為に作るという事が•••
私は母と台所に立つのが好きでした。
よく、ご飯支度を一緒にしながら、一日あった事を報告したり、母は下ごしらえの仕方を教えてくれたり、隣で見ているだけでも、今思えば勉強になっていたのですね。
小さい頃から色々教えてくれた母には感謝しています。
子供は小さい時から、母親の背中を見て育っています。
何か失敗してしまった時、その時の対応を自分の親に照らし合わせたりします。
もちろん、その子の性格もあると思いますが、自分の一番の近くの先生は母親ですものね。
私はほとんどの野菜は食べられますが、何故か妹はいくつかのお野菜が嫌いなのです。
母はきっと同じように育てたと思うのですが•••
「人参さんを食べると美人さんになるんだよ!」「本当?」
子供のころ一緒にカレーに入っていた人参を食べていた時、たしか言われたと思います。
でも、妹は「私は言われた記憶がない!」というのです(笑)
きっと、まだ小さくて覚えていなかったのですね。
妹がもう少し大きくなってからも、言ってあげればよかったのに•••
偉そうな事を言っても、私も娘にはほとんどたいした事は教えていないのです。
娘は料理にあまり興味がなく、息子の方が興味があったものですから、下の子の方に、事あるごとに色々教えています。
興味を持っている子に教えるのは教えがいがあって、楽しいですからね。
ケーキの飾り付けも毎年、綺麗にデコレーションしてくれます。
最近、自炊を始めた娘はようやく料理に目覚めたようです。
料理のレシピ!!とうるさいです。
でも、大体が適当で、最後は自分の舌でみていますからね。
レシピまとめないといけないのですが、忙しくてなかなかできません•••
もう少し時間ができたら、お子さんが自分のお家でもお料理出来るように、子供の料理教室もいいかなぁ、と思っています。
中高生で、お料理の基本が習いたいと言うお子さんにも教えてあげたいですね。
なかなか、親からは素直に聞けないお年頃ですし。
やりたい事は沢山あるのですが•••
身体がもう1つ欲しいこの頃です。
2012年7月29日9:49 PM|カテゴリー:ひとりごと